ガガンボモドキの捕食行動 [人間関係]

ガガンボと言う生き物がいます、というところから話は始まります。
カトンボとも言われています。
蚊とそっくりで、そのかわり変に大きいやつです。
血は吸わないけれど、ふらふら―と民家に入ってきてそのへんにぷらっととまる性質があります。

あまりに生命力が感じられない。

これとよく似たガガンボモドキというものが居ます。
これは肉食で、自分をガガンボと間違えて食おうと思ってくる虫をとらえて食べるという行動をします。

繁殖行動で、鳥のようにディスプレイをしたり踊ったりはしません。
雄が餌をもって雌に渡します。
雌はそれをがつがつ食べます。
食べている暇に雄は交尾するのです。
交尾の最中に餌がなくなったら、雌はひょいとはずして逃げてしまいます。
交尾が終わっても餌が残っていたら、雄は雌の食べている餌を取り上げて逃げます。

なんともいいようのない、身もふたもない欲望の争いです。
ただ、ここまでわかりやすく極端な生き物はいないでしょうね。

理想も語らなければきれいごとも言わない。
人間社会で同じようなことをするやつはいないだろう。
似たことをしたら男女とも何を言われるかわからないから、人間は取り繕おうとします。

人間のほうが生き方として上等なんでしょうか、考えてしまいます。


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