爆弾低気圧の天気図って? [ニュースの話題]
爆弾低気圧、というのは、冗談で誇張でそう呼んだのかと思っていたら、本当に気象用語なんですね。
bomb cycloneの翻訳だそうです。
気象系統の人のブログなんか見ていると、全然不思議でない日常用語みたいに「爆弾低気圧」といっていて、なるほど業界の常識用語なんだなと思いました。
中心気圧が1時間あたり1ヘクトパスカル以上低下することが12時間以上続いた熱帯低気圧、のことだそうです。
1ヘクトパスカルというのは、昔ミリバールといっていた単位です。
バール、は水銀柱の高さです。この100分の1です。
でも日常感覚では水銀柱はないから、パスカルのほうが考えやすいでしょう。
1平方メートルあたり1ニュートン、がパスカルと言う単位です。
ニュートン、は、1キログラム・メートル/秒二乗 です。
こういうことを言うと嫌われます。やめましょう。
要するに、パンパンになっている風船が、さらにどんどん膨らんでいって、一度も縮まないで12時間待ったら1割ぐらい巨大化していると言う話と同じですね。
いつ破裂するかというドギマギした状況です。
低気圧ですから、異常な強風が12時間吹き続けるような話です。
気圧でいうと墜落状態ですけど、それをBombと言ったらことばでは爆弾低気圧になります。
天気図を見ると、低気圧がぐりぐりした形でいるね、としか見えません。
けど、気圧傾斜が相当大きいように見えますね。等高線でいうと、転がり落ちるような坂です。
コメント 0